漫画、猫人間暮らし。

猫の母娘(ちよ、くー)、ハムスターのひまわり、人間のふわふわしたコマ漫画です。あとイラストや雑記。人間が若干患いがちな為、字が読みづらいと言うことは平身低頭にてお詫び致します、、!

斑シリーズ 八方美人※GL小説

「課長。サントイズへの企画書仕上がりましたので、今日中にチェックお願い致します」


「おお!教楽木くんは仕事が早くて助かるよ」


「恐れ入ります」


 そう言ってにこやかに笑みを投げれば、脂ぎった上司は満悦な顔を見せる。


 ――相変わらず、簡単だ。


 どうでも良い人間に向けるべき行動パターンなら、簡単に割り出せる。

 ついでに相手の望む表情を添えれば良いのだから、世の中を渡るのはそう難解な事ではない。


 ――そう思っていたのに。


 桧野さんといると、あまりに感情が多彩に溢れて来て、どんな顔をすれば正解なのか分からなくなる。

 おまけに言葉も行動も、何故だか上手く操れなくなる。

 そんな自分と、私を変えた桧野さんに、非常に苛立ちを覚える。

 だから私は彼女といる時、あえて無表情になるのだろう。


 そして、だから。





「あ、意織ちゃんお疲れさま~!こっち~こっちよ~って…ひゃあ!!い、意織ちゃんてば!どうして会うなりお尻叩くのっ!」


「イライラしてつい」


「ついっ!?」


 桧野さんの前では、少しだけ本音を吐き出せるのだろう。


 ――周りに何十何百と人がいようとも、私は貴女といる時だけ、我が儘になれる。


「……意織ちゃんて、道の真ん中でもしゃもじは臨戦態勢なのね…」


「臨戦態勢なのはしゃもじだけではありませんよ。イライラもしてますが、ムラムラもしてますから」


「え、ええっ!?」


 ――まぁ、内容がどうであれ。


 end


意織、八方美人説。サントイズでニヤリとした方は僕と握手からのハグからの☓☓☓!

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