漫画、猫人間暮らし。

猫の母娘(ちよ、くー)、ハムスターのひまわり、人間のふわふわしたコマ漫画です。あとイラストや雑記。人間が若干患いがちな為、字が読みづらいと言うことは平身低頭にてお詫び致します、、!

ママ?パパ!③(novel)

「お待たせ!相変わらず時間に正確だね」


 後ろから飛びついて全身で相手に到着を告げると、その人はゆっくりと振り向いて笑顔を見せた。


「君は相変わらず、ママ譲りの遅刻魔ですね」


 半年ぶりに会う(本物の)パパだ。

 子馬鹿とせせら笑われるだろうが、私のパパは完璧にカッコイイ。

 顔立ちの良さも、背の高さも、頭の良さも、勿論性格だって文句無し。


 私は久々に会うパパをまじまじと見つめ呟いた。


「こんなイイ男よく捨てられたなあ…」


 途端、パパの笑顔がピキッとひきつる。


 …しまった…地雷を踏んだか。

 パパはまだヤツが好きなのだ。




 これは半年前、離婚調停真っ最中の二人の会話だ。


『ああもうウルサイ!私は女しか愛せないの!だから何と言われても、アナタと別れて男になるってもう決めたのよ!』


 それこそ、ヤツが高らかに宣言したにも関わらず、パパはめげずに…そう、めげずに食い下がったのだ。


『それなら僕が女になりますよ!それで万事解決でしょう!』


 んな訳あるかいっっ!!!



 裁判所の人間は一斉に心でツッコミを入れた。



 パパはヤツの事となると、頭のネジが何本もポロポロと外れてしまうのだ。

 




少しでも笑えたらいいな。笑わせるより笑われたい!

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